「イタイ」話が有ります。
先日、６年ぶりに警察の御厄介になりました。
競売で入札する物件を見に、埼玉県内をぐるぐると車で廻っていました。
車のナビを見ながら、狭山市内で初めて通る道路でしたが、突然「止まれ」の赤い旗をかざして、警察官が飛び出してきて停車させられました。
私：　　なんですか～。何かありました？
警察：　旦那さん。今、一旦停止を止まらなかったでしょう？
私：　　えっ～。そうかな～。止まったと思うけど・・・。
警察：　取りあえず、ここを左折してもらいます？係の者がいますから。

言われるままに左折すると、１５人位の警察官と、私のように誘導された車が２台有りました。
警察：　一時停止不停止です。免許証を見せて下さい。
私：　　え～。自分は止まっていると思うんだけど、何か証拠はある？
警察：　はい。警察官が隠れて見ていましたから。
私：　　人間だから、見間違いもあるでしょう。ビデオとか証拠がないの？
警察：　有りませんけど、道交法違反の現認逮捕です。
私：　　私が認めず。無罪を主張したらどうなりますか？
警察：　それはあなたの権利なので構いませんが、拘束になりますのですぐに帰れないですよ。
私：　　そんな、脅さないで下さいよ。厳しい第三者の目で検証できませんか？
警察：　都知事じゃないんだから、そんなことできませんよ。ところで、旦那さん。それ何ですか？
私：　　これ。ドライブレコーダーだけど。
警察：　旦那さん。そんないい物あるじゃないですか～。
私：　　えっ。（しまった！）　買ったばっかりで、操作方法知らないんだよ。
警察：　説明書は無いんですか？
私：　　家に置いてあるので、家に帰ってから後日警察署へ行きましょうか？
警察：　ダメです。帰せません。良かったら私が操作してもいいですか？
私：　　えっ。（断れないよな～）　あっ、い・い・いいですよ。
警察：　それではお借りします。（いとも簡単に再生しました）
警察：　それでは、旦那さん。一緒に見て下さい。はい、ここで曲がってここで停止なんですが・・・・。
　　　　　あっ、ここです。どうすか？止まりましたか？止まってないでしょう？
私：　　はい。お見逸れいたしました。観念致します。
警察：　旦那さん。なかなか高性能なドライブレコーダーですね。俺も欲しいな。（ドヤ顔）

このような感じで、私は自分の潔白を証明する為に設置していた。自分のドライブレコーダーで「お縄」となってしまいました。
減点：２点・罰金：7000円の顛末でしたが、一番「イタイ」のがゴールド免許喪失です。
私と警察官とでやり取りをしている最中にも、次々と違反した車が誘導されています。
私は、こんなに大量に違反してしまう道路や、見えずらい標識が問題だと思います。
この道路は、大きい二車線道路への側道で、斜めに侵入するため、高速道路の進入路のような構造です。私のように初めて通る方なら進入路車線と勘違いすると思います。
尚且つ、そのような構造なので、前方に標識が無く、道路脇の樹木に標識があるので、侵入先の道路を通行する車両に注意が行き、見逃してしまう運転行動をとると思われます。

警察も交通事故防止が目的で取り締まるなら、隠れて違反車両を目視するより、そこに立って注意勧告すべきと思います。

文句を言っても仕方ありませんが、警察の罠にはまった本当に「イタイ」話でした。