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まさかの「英国EU離脱」、その影響。

2016/06/25

遠くヨーロッパでの、英国の国民投票で衝撃が走りました。

まさかの「EU離脱」との結果となりました。国論を二分した僅差での結果です。

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離脱派にとっては、狂喜乱舞の喜びようですが、保護主義への傾倒が気になります。

EU(欧州連合・現加盟国数28ヵ国)の理念は、人・物・金の自由な往来です。これにより

経済的にも軍事的にも強固な関係を維持する事にあります。

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しかし、近年は旧ソビエト連邦の東欧諸国が加盟国となり、豊かな生活を求める移民が

大挙流入し、社会問題となっていました。これに不満を持つ国民が「離脱派」という事になります。

EUを脱退して、昔のように1国単独の自治を選択した、イギリス国民の総意は尊重いたしますが、

この事が、世界へ与える影響の大きさに恐怖を覚えます。

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この結果の速報で、日本は円高・株安が急激に進行し、8年前のリーマンショック以上の影響が出ました。

安倍総理が消費税増税を延期した事は、結果的に正解となったようです。(リーマン級の金融不安勃発)

異次元の金融緩和にて、ようやくここまで来たアベノミクスも吹っ飛んでしまいそうです。

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しかし、明日にでも英国がEUを脱退できる訳でもなく、今後各種の手続きや承認が必要なので、

順調に進行しても2年後の脱退となる見込みです。この期間にEUが英国を締め付け、英国国民が

やはり残留すべきと、考えを改めるかも知れません。

いずれにせよ、今後も脱退希望の加盟国が増え、EUの崩壊となれば、ますます世界の経済や政治が

混乱致します。世界が良い方向へ向かうことを、切に希望致します。

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