先週は激動の１週間であった。月曜日（20日）に電撃的に「自維連立合意」がなされた。

翌日の火曜日には、臨時国会において高市新総裁が104代内閣総理大臣に指名選出され、即日に高市内閣が誕生した。

初入閣も10人と多いが、要職にベテランや政敵を配置しており、よく検討された安定内閣のように思える。

24日の金曜日には「所信表明演説」を行い、右寄りの政策を力強く推進すると宣言した。

休む間もなく25日（土曜日）には、初の外遊として東南アジア諸国連合の会議の為、シンガポールへ政府専用機で降り立ち外交デビューを果たした。

日本初の女性首相が、首脳としてレッドカーペットをかっ歩して行く姿には、新時代到来を感じる方も多い事だろう。

27日（月曜日）から、アメリカのトランプ大統領が来日して、日米首脳会談も行われるし、31日からは「APEC首脳会議」も行われる。息つく暇もないスケジュールだが、内政では「自維連立政権」でも衆参両議院で過半数に至らない少数与党である。前途多難ではあるが歴史に名を残した政治家として頑張って欲しい。