言論の自由は、「差別の自由」ではない。
2025/07/20
今日は参議院議員選挙の投開票日です。私も出社前に投票してきました。
与党が過半数を維持するのか?野党が参議院でも過半数越えとなり優勢となるのか?
今回の選挙の争点は、物価高対策が一番かと思ったが、ここにきて外国人問題が急浮上してきた。
なぜ急激に「外国人問題」が問題になったのかは、保守色が強い新興政党がSNS等のソーシャルメディアを活用して躍進しているからだ。
各党で外国人に対する考え方は違う。共生・排斥・現状での問題点の解決など、この問題こそが各党の性格をよく表す指標なのかもしれない。
日本の新生児数は、去年68万人であった。少子高齢化が解決できない現状で、外国人無しでは日本の経済は成り立たない。
私事で恐縮だが、生業の不動産取引において、もはや半数が外国人の取引相手である。農業・建設・製造業・介護の業界では、外国人の労働力は必須である。外国人労働者は日本人と同様に税金や社会保障料を収めている。日本人と全く同じ義務と負担をしているのに、頭ごなしに不動産を買ってはダメ・生活保護を受けてはダメ・年金をもらってはダメ・犯罪者が多いと言うのは、あからさまな「差別」である。確かに文化や生活習慣・宗教が違うので、日本人が奇異に感じる事もあるのだろう。私は以前から「移民政策なしに少子高齢化問題の解決なし」と思っている。今回の選挙で日本国民が外国人問題と向き合うスタートとなってほしいが、SNSではヘイトスピーチが目立つので、言論の自由を差別の自由とはき違えないよう肝に銘じてほしい。
まずはお気軽に無料相談
居住用や収益用物件等の不動産取得や、新築・リフォーム・入居者募集や賃貸管理等、
不動産や建築に関する事なら、何でもお気軽にご相談下さい