日銀短観で今後の「景気」を占う。
2021/04/04
先日、3月の「日銀短観」が発表された。「3ヶ月連続のV字上昇」とか「コロナ前の水準に回復」とか報道されたが、内容はそんなに甘くない。
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全体の業況予想をまとめれば、製造業も非製造業もV字回復のように見えるが、業種別でみると「宿泊・飲食サービス」がどん底である。
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新型コロナ禍で、人の流れが抑制され、飲食業は時短営業を強いられており、3月も宿泊・飲食業は更に業況悪化している。

対個人サービスや宿泊・飲食は、ワクチン接種も進む事が好感され、今後は改善すると予想されているが、それでもマイナスであり「今よりは良くなるだろう」との期待値である。
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景気は「気」からと言われるが、未来が明るければ人はお金を使うし、未来が暗ければ人はお金を貯めこむものだ。「不要不急の外出」こそ景気なのかもしれない。
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去年は「新型コロナショック」で、政府も金融機関も非常事態として大規模な金融緩和を行い、ばんばん融資をしたが、もはやこれ以上融資する余地が無くなっている。
借りる方にしても、返せるあてが無いのに借りても仕方がない。今後の日本はどうなるのか?とにかく、生き抜く事を第一に頑張るしかないのである。
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