権力者も有名人も、聖人君子も「性欲」には勝てないのか？

東大の医学部を卒業し、ハーバード大学に留学した医師で、弁護士資格をも取得したスーパーエリートの米山新潟県知事が、援助交際が発覚して辞任した。

売買春にあたるか？自由恋愛の範疇なのか？グレーな問題のように言っているが、複数の相手に金銭を渡しているので、限りなく黒に近い買春だと思います。

キングオブ官僚である、財務省の福田事務次官もセクハラで辞任した。こちらも日本一のエリートと呼ばれる財務省のトップなのに、理性より性欲が勝りました。

公文書改ざん問題等、度重なる財務省の失態に、野党の議員はチャンスとばかりに躍起になっています。

セクハラやパワハラは、今や世界中で問題になっていますが、正直なところ、私もいまいち基準がわかりません。

福田事務次官のセクハラは、私も「アウト」だと思いますが、当の本人は「悪ふざけの回答部分のみで編集されている。裁判で決着したい」と息巻いています。

ＴＶ朝日の女性記者が上司に相談し、埒が明かないので週刊誌へリークしたとの事で、ＴＶ朝日の対応にも、この女性記者へも批判が出ていますが、難しい問題です。

確かに、取材情報を他社マスコミへ流出させる行為はルール違反かも知れませんが、所属先組織が守ってくれないのなら、致し方のない行為かも知れません。

セクハラのガイドラインや、所属組織以外（取引先等）からのセクハラに対する対処方法など、日本ではまだまだ整備されていない事が多いと思います。

ボディータッチなら、完全アウトですが、言葉のパワハラ・セクハラについては基準が欲しいものです。私も知らない内にやっているのかも知れません。

「相手が不快に思うならセクハラです」と、セクハラ評論家は言いますが、キムタクのようなイケメンにボディータッチされてもセクハラになりませんが、私が触ればセクハラです。

行為者に差別のない。公正なセクハラガイドラインを、誰か教えて下さい。