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東日本大震災から5年

2016/03/13

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東日本大震災から5年が経ちました。
死者:15,894名で、現在でも行方不明者が2,562名もいる大災害です。
(震災関連死を含めれば、死者数は19,418名との事です)
5年も経過しても、まだ仮設住宅に暮らす人々も多く、復興はまだまだ道半ばです。

被災者は勿論の事、無事であった私達にも、それぞれの震災への思いがあります。
あの日に帰宅できなかった人もいれば、卒業式が中止になった人もいます。
幸運なことに、私の家族は、妻も子供達も春休みで自宅にいたので、殆ど影響がありませんでした。
しかし、実家の山形では停電が2日間続き、1台だけ残っていた古い石油ストーブと
毛布だけで、当時年老いた両親は凌いだそうです。
このことで、体調を崩した医者嫌いの父が、その後、観念して病院を受診したところ、
重度の末期がん(ステージ4)と判明し、この年の8月に他界しました。
このような事もあり、私にとっても2011年(平成23年)は、忘れられない思い入れのある
年となりました。(人の生死を痛感した年です)

5周年の節目を迎え、今年は各報道機関の特集も多く、現在の被災地の様子が
写し出されています。湾岸部では「土地のかさ上げ」がようやく完了し、これから徐々に
建物を建設できる状況のようです。
元々、過疎化が進行している東北地方に、大規模な災害が発生し、住宅と雇用を
失い、避難者の大量流出が発生し、被災自治体の人口が激減しました。
巨額の復興予算で、防災を強化した土地造成を行っても、住宅や商店が建たない模様です。
雇用が有るところに人は集まり、人の集まるところに、商店が建ちます。
復興の1丁目1番地は「雇用の確保」です。政府が主導して、大企業や外国資本の工場や
事務所の進出がなければ、復興は叶いません。
大胆な補助金や法人向け税制の免除にて、企業誘致に努力してもらいたいと思います。

東日本大震災10周年を迎えるときに、目覚ましい復興・発展を成し遂げた被災地を、是非とも
見たいと思います。

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