インドとパキスタン間で、軍事紛争が勃発した。核保有国同士の紛争で有り世界を震撼させた。

なぜ？パキスタンとインドは険悪なのか？第二次世界大戦後にイギリスから独立したインドは、ヒンドゥー教徒が多いインドと、イスラム教徒が多いパキスタンに分断した。

両国と中国に接するカシミール地方の大半はイスラム教徒であり、当然ながらパキスタンへ帰属するものと思われていたが、当時のカシミール地方のトップがヒンドゥー教徒であり、インドに助けを求めたため両国の紛争が始まった。

人口や国力に勝るインドが、通常兵器においては優勢であるが、パキスタンは核弾頭数では対等の戦力を保有している。

紛争が拡大する前に、アメリカの仲介により即時停戦に合意したと報じられ、インド・パキスタン両国政府も停戦合意を発表している。

アメリカは、両国に対して軍事支援をしており、ある意味「顔が利く」立場です。アメリカは中国に対する牽制として「カシミール地方紛争」を利用している。

即時停戦を発表しても、紛争現場では戦闘が続いているとの報道もあり心配です。しかし、核保有国同士の戦争は絶対避けなければならず、有事が発生すれば世界が停戦に行動します。

このような状況を見れば、北朝鮮やイランなど軍事小国が大国と対峙するために核開発する事もうなずけます。この様な現象が有るから核拡散に繋がってしまう。改めて核兵器とは何なのだろか？抑止力なのか？人類滅亡の悪魔の兵器なのか？解決しないテーマです。