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どうなる?「日本経済」

2024/02/18

日本のGDPが、ドイツに抜かれて世界4位に下落した。予想はされていたが、日本の経済力が下落している事は確かである。

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日本より人口が少ないドイツに抜かれたのは、日本の生産性が悪い事と円安で有る事が原因だ。

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日本はバブル崩壊後の「失われた30年」で、長期間の「デフレ時代」に陥り消費が落ち込んだ。(安価なものしか買わない節約志向)

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世界のGDPは米ドル換算で比較される。生産性がG7諸国で最低なのに、近年は円安が進み円の価値も世界的に下落して、日本はマイナス成長となっている。

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日本の為替と株価は反比例する傾向が強く、円安になれば成るほど海外で物を売っている日本企業の業績は向上する。(海外で100ドルの製品を売れば、1ドル:75円の時なら売上7500円だが、1ドル:150円なら売上15000円。企業は何もしなくても売上倍増状況だ)

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業績の良い日本企業の株を、円安なので外国人投資家が爆買いして株価は更に上昇するし、安い買物や食事を目的とする海外からの旅行者も増加する。

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株価は「景気の先行指標」と言われ、株価が高ければ企業は株式市場から資金を調達し、設備投資を行い生産能力を向上させたり生産量を増やしたりできる。

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日経平均株価は、取引中の高値で3万8865円まで上昇し、1989年12月29日に記録した史上最高値:3万8915円超えまで、あと50円までに迫っている。この調子なら来週は最高値更新は間違いないだろう。

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好景気の実感は全く無いが、円安により日本が発展途上国化している事は間違いない。このまま賃上げが行われなければ、日本の安い労働力を求めて海外の工場が日本に進出してくるかもしれない。ある意味良い傾向であるが、プライド的には情けない事態である。先進国から途上国へ転落する例は世界に有るのだろうか?人口が減少している日本が、戦後の経済成長の再来を図る事は難しい。ITとオートメーション化による新時代の手法による労働生産性の向上を目指さなければならない。

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