自民党の総裁選挙が混迷している。

現時点では３氏が立候補を表明しているが、今後更なる候補者が出現する可能性もある。

日本の新たな総理大臣を選ぶ選挙なので、各氏が自分の政策を披露しているが、私は高市早苗氏の政治信条に驚愕した。

高市氏は安倍前首相に近い保守派とは聞いていたが、これほど「タカ派」とは思わなかった。総理大臣になっても靖国神社参拝を行うとか、防衛費を10兆円以上に増額するとか、プライマリーバランスを停止しても国債を発行するとか、女性とは思えないほど強烈な保守・タカ派である。（安倍前首相でさえ言えなかった事を堂々と発信している）

３氏のコロナ対策についても、高市氏はロックダウンを可能にするとの政策を主張しています。強い政府と強い軍隊を持ち、日本の伝統的な文化を守ると言うのが政治信条のようである。

色々な意見を持つ候補者が出る事は良い事だが、私には日本の戦前に近い政治のようで時代錯誤のように思えてしまう。

新型コロナの感染者数も減少傾向になり、日本のワクチン接種率も上昇し、いよいよ制限緩和の話題も出てきました。世の中もいよいよ光が見えてきた状況となり、新総理にはウィズコロナやアフターコロナの舵取りが要求されます。期待を込めて自民党の総裁選を注視したいと思います。