大方の予想を覆し、とうとう韓国が「ＧＳＯＭＩＡ」を破棄すると発表した。

歴史問題や経済問題での軋轢が、安全保障分野までに及ぶとなれば、もはや日韓関係は「一線を越えてしまった」と言えよう。

中国・ロシア・北朝鮮の社会主義勢力に対し、日本・韓国・アメリカの民主主義勢力が対峙してきたが、日米韓の軍事システムへの亀裂が見えてきた。

アメリカは、今回の韓国の決定に対し「強い失望」を表明しているが、韓国政府の覚悟は固いようである。

北朝鮮は、今回の措置をあざ笑うかのように、翌日には早速「弾道ミサイル」で祝砲を揚げている。

今後、日本の安全保障体制に影響は無いのか？専門家などの意見もまちまちである。

いったい韓国は何が望みなのか？文政権はどこに行くのか？韓国の政治家は世論動向だけを見ているのか？不思議な国である。

一部の報道では、さすがに韓国の国民も今回の破棄決定への反対も多く、今後の韓国の世論調査に注目が集まっている。

韓国では、大統領の側近のスキャンダルで政権が崩壊する事も多く、今回の措置はスキャンダル封じのためではないかとも言われている。

政権維持と国益と、どちらが大切なのか？韓国の国民の民度が問われていると思う。国際公約も政権が変われば変更可能だと言い切る国民性に不安を覚える。

文化・風習・教育・思想の違いは理解するが、多様な意見を受け入れて尊重する事も大切で有る事を、韓国の方々には学んで欲しいものである。