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終息の目途が立たない「香港デモ」

2019/08/18

香港のデモが、終息の目途が立たない状態である。

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イギリス領として、民主主義における「自由」を経験した香港は、1997年に中国へ返還され「一党独裁の社会主義」へと変更された。

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妥協案として、50年間は「高度な自治」を保証する「一国二制度」を実施しているが、中国本土の影響力が強まってきている。

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中国本土の民主化活動家や反政府運動家などは、香港に逃亡する事も多く、香港で逮捕された容疑者を中国本土へも身柄を引き渡せる「逃亡犯条例」に対し、香港では強く反発している。

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当初のデモでは、道路を封鎖したり議会を占拠したりしていたが、住民生活に支障を及ぼすため、今では空港占拠に移行しているようである。

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デモを取り締まる香港警察により、デモへ参加していた女性が暴行を受けたとして、更にデモ参加を訴えるSNSが発信されている。

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又、中国共産党系の新聞社の記者が、デモ隊に暴行されたとの報道もあり、収拾がつかない状態である。香港のデモにはリーダーが存在せず、個人個人のSNSメッセージや呼びかけに対し、これまた各個人が賛同して参加するという「SNS型デモ」であり、終息の方法は政府が国民に対し謝罪するか、政府が鎮圧するかの二者択一しか無い状況である。

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中国共産党は、香港の隣の深圳に鎮圧軍を集結させている。武力による鎮圧も秒読み段階へとなってきた。

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中国共産党にとっては、世界から非難されようが「天安門事件」という、民主化阻止の成功体験がある。今回の香港デモが「第二の天安門事件」とならぬよう願うばかりである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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