政権発足前から、もう「政局」か?
2025/10/12
1週間前に自民党の高市新総裁が誕生したが、まさに異例の政治空白状態が続いている。
なんと!26年間もの長きに渡り連立政権を組んでいた「公明党」が、連立離脱を表明した。
離脱の理由として、「政治とカネに対する問題に自民党が真摯に対応しない」との事であるが、積年の不満や第二次麻生政権とも揶揄される高市新体制への危惧とも言われている。
自公連立与党が政権を失い、野党に転落した時でも決して離脱しなかったのに、今回は与党のままで連立政権離脱を決定した。
これで高市新総裁が確実に総理大臣になれる可能性が不透明となった。国会での首班指名選挙は衆参両議院で行われ、両議院で異なる人が首班指名を受けた場合は衆議院が優先される。
衆参両議院ともに、首班指名選挙で過半数に至る人がいなければ、上位2名による決選投票で一番多くの議員票を取った者が当選となるが、野党がまとまれば首班指名選挙を制する事も可能だ。
夏の参院選選挙以来、3ヶ月も経つのに政権が確立せず政府が機能していない。(自民党の石破おろしや総裁選挙や連立崩壊で時間をロスしている)今月下旬には重要な外交日程もあるし、物価高対策の補正予算も早期に成立させなければならない。あと10日以内には「収まるところに収まる」結果となると思うが、政権交代の可能性も大いにあり、与党も野党も水面下での激しい暗闘が予想される。
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