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降って湧いて出た「故郷の話題」?

2025/08/31

わが故郷が、全国的なニュースになっている。なんと、わが故郷の山形県長井市がタンザニアに併合?されるとの事。

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こんな突拍子も無い事はあり得ない話であるが、原因は20日に開催した「アフリカ開発会議」(TICAD)でのホームタウン認定である。

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アフリカ諸国と親睦が深い日本の4市を、JICAがホームタウン(第二のふるさと)認定したのだが、ホームタウンと言う言葉には「居住地」との意味も有り誤解を招いている。

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「ザ・タンザニア・タイムス」という新聞が、「日本が長井市をタンザニアに捧げる」との報道を1面トップで報じたため、SNSで拡散してしまった。

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この紙面に載っている「熊野大社」(写真の社)は、長井市では無くお隣の南陽市に存在する神社である。この新聞社のニュースの信憑性が推し量れる。

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長井市役所へは、1600件もの苦情や抗議の問合せが殺到しているとの事で有るが、騒いでいるのはたぶん市民では無いと思う。(人口24000人で、65歳以上が36%を占める過疎の市です)

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長井市とタンザニアとの友好の歴史は古く、「山形・タンザニア友好協会」も存在し、青年海外協力隊でも山形県出身者が最も多く派遣されているのがタンザニアである。

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2003年には、当時のタンザニア大統領が山形へ来県し、山形県では今なお他国の国家元首が来県した唯一の事例である。

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当然ながら、2021年の東京オリンピックの時には、長井市がタンザニア選手団のホストタウンとなり、市民との友好関係を構築してきた。私が鮮明に覚えているのは、40年前位に青年海外協力隊員としてタンザニアへ行っていた中学校の先輩が、タンザニア人の嫁を連れて帰ってきた。当時は典型的な村社会であり、黒人の花嫁は衝撃的な出来事で、様々な差別や迫害も受けていた。しかし、この先輩夫婦は困難を乗り越え子供をもうけ、見た目は完全な黒人の子供たちが、制服を着てネイティブな方言をしゃべりながら学校へ通う姿に感動した事である。(この子たちは、成人して結婚し孫もいる)日本は移民政策をとってないと言いながら、外国人の居住数は世界で第四位の移民受け入れ国である。(ビザ制度が寛容である)一部に民族優先的な考えを持つ国民も一定数いると思うが、外国人に寛容な国民はもっと多いと信じたい。

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