故郷は厳戒態勢
2025/11/09
今年は全国的に「熊被害」が発生しています。私の故郷の山形も例外では有りません。


先日も、私の地域では「お年寄りの湯治のメッカ」と言われていた温泉宿に、熊が進入・占拠したと全国放送で報道されました。


また、実家から車で20分ぐらいにある隣の市の小学校にも、熊が出没しております。

日本には、北海道には「ヒグマ」(生息数:1万2千頭)で、本州には「ツキノワグマ」(生息数:4万2千頭)が生息しています。

熊は野生動物なので、意図的に人間を襲っている訳では無く、生きるための本能的行動であることは理解していますが、10月末現在で死者数が12人・負傷者数が196人となっています。

地方ではこの時期、山菜やキノコ採りが習慣であるが、山に入らなくても家の玄関を出ただけで熊に遭遇してしまいます。散歩も家庭菜園も命がけですが、熊が建物内にも侵入するので「成す術」が有りません。

新聞や宅配便や郵便配達の方々は、さぞ恐怖を感じながらお仕事をされている事でしょう。歩いて通勤する人や通学する児童・生徒も心配です。

政府は「関係閣僚会議」を開催して、自衛隊や警察の協力、地方自治体によるガバメントハンターの採用や育成等の対策案を協議しています。日本人の人口減少により「里山」の管理が不足し、人間と野生生物との境界線が曖昧になってきました。熊だけでは無くイノシシやシカの害獣被害も多くなり、今年だけの問題では有りません。政府や自治体には将来的に渡る恒久的な「対策」を施して頂きたいものです。
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