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スーダン「邦人救出」の行方。

2023/04/23

アフリカのスーダンで軍事紛争が勃発し、在外邦人の救出が急務となっている。

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クーデターで政権を掌握している国軍と民兵組織との権力争いが原因で、首都ハルツームを主戦場として既に死者数が450人以上と報道されている。

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国軍トップのブルハン将軍と、民兵組織トップのダガロ司令官との対立が激化して、もはや話合いでは解決できない状況のようだ。(軍事決着以外に選択肢が無い)

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本来なら国軍と名の付く組織が強そうだが、民兵組織「RSF」は金などの産出地域を支配下に置き、潤沢な資金を背景に兵員や兵器を大量に持っており、空軍力以外では国軍を圧倒する実力が有ると言われている。

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とばっちりを受けるスーダン国民も可哀そうだが、スーダンの復興支援や人道保護のために世界からボランティアがスーダンに在留しており、この方々の救出が世界各国の命題となっている。

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日本政府も、在留邦人救出のために自衛隊派遣を決めたが、無政府状態のスーダン国内に入れず「救出作戦成功」のハードルは高い。

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自衛隊は、活動拠点のあるジブチに輸送機3機を派遣して、現在は情報収集に当たっているとの事だが、スーダンの空港は破壊されており行くことができない。

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スーダンに在留している日本人は63人いると言われている。在留邦人に「戦火を潜り抜けてジブチまで来い」とも言えず、自衛隊が陸路で迎えに行くことが求められている。

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近年の自衛隊法改正により、ある程度の行動は可能になったが、あくまで法的には安全と判断できる地域に活動が限定されており、今回のスーダンが安全と言える状態なのか難しい。

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今更ながら日本の法整備は、このような有事に対応されてない「甘い甘い想定」で有ることが分かる。日本だけでは無く世界各国が自国民の救出にスーダンへ軍隊を派遣している。

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日本は、一昨年のアフガニスタンの時に大失態をしている。世界各国が鮮やかに自国民を救出しているのに、日本は対応が大幅に出遅れて全く成果が無かった。(救出できず置き去りにした)

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救出作戦成功のハードルは高いだろ言うが、今回こそは在留邦人全員を救出して欲しい。復興や人道目的で苦労している派遣ボランティアを救わなければならない。

 

 

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