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「台湾有事」の可能性。

2023/04/09

台湾の蔡英文総統の訪米への対抗措置として、中国が台湾周辺にて大規模な軍事演習を開始した。

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軍事演習は、そのまま開戦につながる事が多く、「脅し」なのか? 「本気」なのか? 取り合えず今回は、メンツを潰された中国の「脅し」と思われる。

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しかし、このような演習は昨年も行われており、頻繁に行われるようになれば「台湾有事」への現実味が帯びてくる。

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ロシアによるウクライナ侵攻が現実に起きたのだから、長年の宿願である中国による台湾進攻もあり得ない話ではない。

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ここ数年の状況を考えると、中国の習近平政権が異例の3期目突入で権力を集中させ、アメリカが台湾有事の際への軍事介入を表明し、日本が防衛力強化や反撃能力保有を表明したりで、軍事衝突へ徐々に近づいているように思える。

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経済面でも、台湾の至宝と言える「半導体産業」がアメリカや日本に拠点を移転したり、日米が自国の半導体産業の育成強化に心血を注ぐなど、台湾有事に備えて準備を急いでいるようにも思える。

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私の私見だが、来年1月の台湾総統選挙が分岐点かもしれない。親中派の国民党政権となれば武力介入は遠ざかると思うが、中国と現状維持派の民進党現政権が継続されるなら、習近平国家主席は軍事侵攻を決断するかもしれない。

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気まぐれな歴史のせいなのか、現状の世界情勢で民主主義国家である台湾が中国の一部となってしまえば、日本の生命線とも言える海運航路が中国の経済水域になってしまい、ますます中国の影響力が増大してしまう。アメリカにとっても東南アジアへの影響力が低下して、世界の盟主の座が危うい状況となるだろう。

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万が一にも「台湾有事」が勃発した場合は、米中の直接戦闘となり日本の米軍基地への攻撃や尖閣諸島も占領されると予想されます。そうなれば当然ながら日本の国土を攻撃されるので、日本や同盟国である韓国も参戦する事となります。

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台湾有事のシミュレーションでは、多大な損害が発生するも、中国の台湾進攻は失敗するとされています。(関係国にとってはあまり意味が無い結果)

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日本の自衛隊も「台湾有事」に備えた布陣を徐々に準備していますが、このような対処方法が「抑止力」なのか「挑発」なのか、習近平国家主席の受け取り方(考え)次第です。

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台湾有事の勃発は、ロシアや北朝鮮の参戦も促す可能性もあり、そうなればNATO軍も動くので「第三次世界大戦」へ発展する危険性も高いと思います。世界を破滅に向かわせるのは独裁者の考え一つです。グローバル化した世界で強力な軍事力を持つ独裁国家が有る事のリスクを、我々は危惧しなければならない。

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