東京オリンピックが、５日後の２３日から開催される。（一部競技は22日から開始）

世界各国から選手団や大会関係者、各国メディアが続々と来日している。

ここまで来ると、もはや「開催反対」とか言っている場合ではない。もう「矢は放たれた」のである。

大会の結果は勿論の事、各国のメディアは、この特殊な状況下でのオリンピックを行う「日本」を世界に紹介する。

われわれ日本国民は、もう「気持ちを切替える」べきではないだろうか？日本国民に敵対視されているＩＯＣのバッハ会長が「選手たちは、あらゆる困難を乗り越えて東京に来た」と言っているが、私もその通りだと思う。選手たちに罪は無く、日本に新型コロナウイルスを蔓延させるために来日している訳でもない。

選手や関係者には、ワクチンを接種したうえで来日し、更に日本での厳しい新型コロナ規制が課されている。これでも感染者が増加するなら、日本で感染したと言えるでしょう。

選手村も、競技５日前からの入村と、競技終了後２日以内での退去が原則とされている。選手にはオリンピックの雰囲気や余韻を楽しむ事も許されない「可哀想な大会」である。

日本国内では感染者が増加傾向になり、「オリンピックどころではない」と大騒ぎしているが、ワクチン接種効果なのか重症者は増加していない（減少傾向維持）

新型コロナについても、感染者数に一喜一憂するよりも「ウィズコロナ」（新型コロナとの共存）に気持ちを切替える時期では無いだろうか？

ワクチン接種が進んでいるイギリスでは、毎日５万人以上の新規感染者が出ているが、入院者や死者が少ないので規制を完全撤廃している。イギリス政府は新型コロナとの共存に政策をシフトしている。

我々も気持ちを切替えて、オリンピックをテレビで楽しもうではないか。