新型コロナウイルスの感染者が、日々倍々ゲームのように増加している。

感染者数も千人を超え、感染範囲はアジアばかりでは無く、ヨーロッパ諸国へも拡大している。

安倍総理も、水際対策を徹底し、日本への侵入阻止を強化すると言っているが、限界があると思う。

日本でも３名の感染者が確認されたが、全員武漢から入国している中国人です。この事からも空港の検疫だけでは阻止できないことを物語っています。

業を煮やした中国政府は、とうとう武漢市を封鎖して、市民の移動を強制的に停止させました。

人口が1100万人もいる大都市を封鎖する事は、民主主義の国では考えられないことです。日本なら東京23区を閉鎖するような大事件です。

更に中国政府は、武漢市に新型コロナウイルス専用の病院を、なんと７日間で建設するそうです。（日本ではあり得ない政策です）

一党独裁の社会主義国でなければできない荒業と言えます。人権無視との意見もあるかもしれませんが、このような非常事態時には有効な権力構造かも知れません。

情報統制されているので詳細が不明ですが、武漢市の病院では患者対応が追い付かず、診察待ちの患者が待合室で亡くなっているそうです。

中国ではマスクが無くなり、日本で爆買いする中国人が多く、日本でもマスク不足が懸念されています。未だ新型コロナウイルスの正体が分からないので、恐怖心ばかりが先立ち、過剰な行動を取ってしまいます。ある専門家は「インフルエンザ並みである」と言っています。専門の治療薬は有りませんが、現在の治療技術で完治できる症例なので、我々はもっと冷静になるべきなのかもしれません。