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他人事の「賛否両論」

2018/10/28

ネットやSNSの普及で、人々の意見が素早く簡単に反映される世の中になった。

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21日に行われた「プリンセス駅伝」で、岩谷産業の飯田選手が途中で骨折したにも拘わらず、四つん這いになりながらも「タスキ」を繋いだ事が物議を醸しています。

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当初、マスコミの報道は美談めかしく報道していたので、私も単純に感動して涙がこみ上げる思いをしましたが、翌日には様相が変化してきました。

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足を骨折しているのに200m以上も這いつくばり、その後の選手生命に影響しかねず、監督や運営側は棄権させるべきだったとの批判が沸き起こりました。

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確かに、運営側の審判も「あと何メートル」と励ましながら応援している姿がTVにも映っていました。監督も即座に「棄権」を指示したそうですが、うまく連絡が届かなかったそうです。

個人レースなら選手も「棄権」を迷わず選択するでしょうが、チーム戦の駅伝では、次の選手へ「繋ぐ」責任の方が選手の最重要目的となります。

選手の気持ちを優先すべきか?チームメンバーの努力や苦労を無駄にして棄権すべきか?本当に難しい判断です。

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そして、シリアの武装勢力に3年以上も拘束されていた、日本人ジャーナリストの安田純平さんが解放され帰国しました。

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家族とも再会を果たし、とても感動する話題ですが、日本政府が渡航禁止している紛争地域に勝手に入って拘束され、税金で身代金を払うのはどうなんだ?と言う意見も多く出ました。

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日本政府は「身代金の支払いはしていない」とコメントしていますが、政府としてテロ組織に金銭の支払いはできませんが、仲介役のカタール政府が支払い、日本政府がカタール政府へ何らかの代償を行うのは、容易に想像できます。

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安田さんは、過去にも何度か拉致・拘束された経緯があり、一部ネット上では「プロ人質」と揶揄されています。

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私は、安田さんは「ジャーナリスト魂」を持った、立派な人物と思っています。危険な紛争地へ行くのは「自己責任」で有ることは、本人も承知の上で敢行している事と思います。

日本国憲法で、政府は「国民の生命・財産を守る義務がある」と明記されており、政府が見放す事もできません。物事には必ず「賛否両論」がつきものですが、日本人にはもっと寛容な

心を持ってもらいたいものだと、私は思います。

 

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