世界が注目する米朝首脳会談が、６月12日にシンガポールで行われる事が決定した。

完全なる非核化へ、具体的な道筋をつけられるかが、ポイントである。

両者の主張には、まだまだ隔たりがあるが、どのような合意内容になるのか？はたまた協議が決裂して戦争になるのか？いよいよ正念場です。

アメリカは、ポンぺオ新国務長官が２度に渡り訪朝し、人質３名を開放させて今回の首脳会談を実現させました。

トランプ大統領は、国内に様々な問題を抱え、今秋の中間選挙の支持を獲得するため、過剰なパフォーマンスが目立ちます。

人質解放の動画を映画のように演出し、自分を英雄視させる事に躍起です。

イラクの非核化合意から離脱したり、一貫性の無い行動が見受けられ、こんなに行動が読めないアメリカの大統領はいませんでした。

北朝鮮情勢については、日本だけが取り残されている感もありまうが、日本は拙速な行動に出ず、じっくりと成り行きを見定め、真打は最後に出るつもりで当たってもらいたいものです。

首脳会談の最後に、米朝が心から握手できるのか？今後の動向に注目です。