９日、とうとう冬季平昌オリンピックが開幕した。

日本選手団の活躍を心から祈念いたします。

平昌は、極寒の地らしく、冬季オリンピック史上、最も寒いオリンピックと言われています。

日本選手団も大事を取って、７割の選手が開会式を棄権したとの事ですが、南国トンガの選手が上半身裸で入場したのは、印象深かったです。

韓国はサムスン電子の本拠地なので、スマートホンをイメージさせる演出やプロジェクションマッピングを多用し、私としては楽しめた開会式でした。

聖火の最終ランナーは、予想通り女子フィギュアの元金メダリストのキム・ヨナさんでした。

しかし、何といっても今回の目玉は、韓国と北朝鮮の南北融和演出に尽きます。南北共同入場や初の北朝鮮高位団の訪問、北朝鮮楽団の公演などが話題をさらいました。

韓国の文大統領は大喜びで、日米韓の三国同盟もそっちのけで、北朝鮮の言いなりとなり、数々の例外措置を連発しています。

開会式の貴賓席の並びをみても、ペンス副大統領や安倍首相よりも、北朝鮮の金永南氏や金与正氏を傍に置いています。

「同胞民族」というキーワードで、韓国の世論も真っ二つに分かれてしまいました。

今年になってからの南北融和の急促進は、北朝鮮の巧妙な戦略なのか？心からの信念なのか？今後の展開に目が離せません。

取り敢えず、私の楽しみは「美女軍団」の応援ですが、女子アイスホッケーの日本対南北合同チームの対戦が無事に終了する事を願います。

日本の朝鮮侵略により、南北分離した歴史があるので、我々日本人も蚊帳の外ではいられません。

あくまでも、オリンピックには政治が介入せず、平和の祭典であってほしいと願うばかりです。