日本の観測史上でも珍しい、東から西へ移動する台風１２号が日本列島上陸中です。

偶然にも、２大高気圧の間に日本列島が有り、寒冷渦に沿って台風が移動するので、東から西へと進行します。

通常の台風と違い、台風の中心が過ぎた後に湿った空気が流入して雨をもたらします。

今回の台風１２号の経路に、西日本豪雨の被災地があるので、二次災害に注意が必要です。

川へ流入した土砂の撤去が完了していないので、大雨の後の水の流れが確保されるのか心配です。

被災者の再建も道半ばであり、不運が重なり更なる試練が訪れています。

２３日には、５年ぶりに日本の最高気温が更新されました。

台風が過ぎれば、また猛暑に逆戻り致します。今年の夏は「災害級の夏」と言えます。